gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

波の音

明日は九十九里浜へ行こう。

かつて、毎週末海辺を走った頃の景色が浮かぶ。

キラキラと輝く砂浜を、海鳥の群れも走る。

近所のおばあさんが、訪ねてくる孫のために仕掛けた網を引き上げる。

きっとその格好は100年前と変わらない。

妻が有名なマラソンランナーと間違えられている。

寄せる波をぎりぎりで避けながら走るから、ふりかえると足跡は蛇行している。

その頃の息遣いが聴こえてくる。

その規則的なリズムの向こうに、波の音が聴こえる。

グリッドフレームのHPへ ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム

マテリアルスのHPへ ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス