gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

光琳

あるプロジェクトで、尾形光琳について調べることになった。

この江戸中期の日本画を代表する画家は、呉服商の次男として生まれ、遊びで財産を使い果たし、経済的に追い詰められて画業を始めたという。

「ふにゃっとした放埓で無責任な性格ながら、貴族的・高踏的また都会的な芸術家としてのプライドは生涯忘れずにいた。40代になって画業に身を入れ始めたのは経済的困窮と、恋人たちや妻への見栄が一因であったと考えられている。」(wikipedia)

どうやら本人の自由意志によって、描きたいものを描いた人生だったようである。それゆえに画業を「家業」とみなすこともなく、死んでいったらしい。

つくることが生きることだったろう。ほとばしる何かが感じられるようだ。

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