gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

太陽

我が家のベランダは北向きで、目の前が小高い丘の斜面になっている。だから、その斜面に生きる植物たちは、南を向いて太陽を燦々と浴びている。

ベランダの植物たちは、一斉に斜面の植物たちの方に首を向けて、うらやましそうに見つめているようにも見える。「もっと光を!」

この小さなベランダを見ても、太陽を中心として自然は動いていることが分かる。


だが、太陽は眩しすぎて、日の高い時間は直接見ることができない。

「なんぴとにも眼をそむけることを許さず、しかもなんぴとにも眼をそむけさせずにおかない」(『意味の変容』)

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