http://d.hatena.ne.jp/yogosiurubi/20120416
かつて、近所の店には飲み物はコカコーラとファンタしかなくて、そこでファンタオレンジを買うのがとても楽しみだった。今コンビニには比較にならないくらい多種の飲み物を売っているにもかかわらず、何も買う気にならないのはなぜか、という理由について過去に書いてきた。
もう一つ、理由が思い当たった。
かつてはファンタはガラス瓶で売られていて、瓶は何度もリサイクルされていた。リサイクルされた瓶には白い傷がたくさんついていたのを憶えている。
現在、飲み物は缶かペットボトルで売られている。かつてより、ずっと衛生的に思える。
でも、私は、傷のついたガラス瓶の飲み物の方にずっと魅力を感じてしまうのである。
だから、近頃よく見る「復刻版」飲料には、全く反応しない。
大事なのは、デザインではない。ものの存在の仕方なのだ。
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