gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

本 世界共和国へ 3

柄谷行人は、資本主義の終わりが近づいている、という。

そのときに、どのような社会がやってくるのか?私たちには想像ができていない。

私は「世界共和国へ」を真剣に読んだ。グリッドフレームはどこへ向かうべきかを考えるためのヒントがあるだろう、と予想したからだ。

今、生産者協同組合、という言葉が引っかかっている。

「そこでは、全員が労働者であるとともに経営者である」
「諸個人の『自発性』と『絶対的自由』によって形成される社会」

少なくとも気持ちの上では、そのような心持ちでいるスタッフたちの集団をめざしてきた、と思う。だが、どのくらいそれが達成できているのだろう?

会社という「かたち」は、障害になっていないか?

資本主義が終わっても、必要とされる集団になるために語り合いたい。

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