2011-09-13 ひとりで草原に立つこと 海外 2011.9 四方が地平線だということは、私は世界の真ん中に立っていることになる。どこへ逃げようもない。どんなに自転車を漕いでも、真ん中のままだ。喉が渇いてはいるが、腹は減っていない。大丈夫。まだ、缶ジュースが一本ある。方向は間違えようがない。太陽を背に、東へ、東へ。やがてはどこかへたどりつく。景色は変わっていないようでいて、地平線の向こうの世界は漕いだ分だけ手繰り寄せているのだ。 ← グリッドフレームのHPはこちらです ← ランキングに参加しています クリックありがとうございます