gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ひとりで草原に立つこと

四方が地平線だということは、私は世界の真ん中に立っていることになる。どこへ逃げようもない。どんなに自転車を漕いでも、真ん中のままだ。

喉が渇いてはいるが、腹は減っていない。大丈夫。まだ、缶ジュースが一本ある。

方向は間違えようがない。太陽を背に、東へ、東へ。

やがてはどこかへたどりつく。景色は変わっていないようでいて、地平線の向こうの世界は漕いだ分だけ手繰り寄せているのだ。

グリッドフレームのHPへ ← グリッドフレームのHPはこちらです

人気ブログランキングへ ← ランキングに参加しています クリックありがとうございます