ジャマイカが舞台の映画。この映画の中の「自然の中に住む生活の様子が好きだ」という方から教えていただいた映画。ジャマイカでラスタと呼ばれる人々の生活である。
ラスタとは、ラスタファリ運動の実践者のことをいい、ラスタファリ運動とは、1930年代にジャマイカの労働者階級と農民を中心にして発生した宗教的思想運動だそうだ。黒人差別に端を発し、アフリカ回帰運動の要素を持っている。レゲエ、菜食主義、ドレッドロックスなどが特徴である。(Wikipediaより)
ジャマイカへ行けば、歩いているほとんどの人がドレッドかと思っていたが、ラスタは5〜10%に過ぎないらしい。少数派だからこそ、闘う気持ちをキープできるのだろう。
言わずと知れたボブ・マーリーがレゲエによって、世界に知らしめた生き方である。ジャマイカの公用語が英語であるという偶然が、世界中にレゲエを広げることができた理由の一つだろう。
映画で描かれるジャマイカの自然は美しい。そして、ボブ・マーリーの息子がこの映画の主役である。世界のラスタファリ運動支持者にはたまらない映画かもしれない。