数年ぶりにグリッドフレームを訪ねてくださったYさんは、町おこしのプロジェクトを推進しておられることを愉しげに語られた。
ある小さな町の未来をつくるために種をまき、育てる。
そこに人生を賭けることの充実感が表情にあらわれていた。
価値のあるものを生産し、考えることができる人を育てる。その連鎖によって、未来の可能性を広げていく。そのようなモデルをつくることができれば、その活動の価値は計り知れない。
7月21日に書いたキーファーの絵についての文章に対するaoさんのコメントにある通り、本当の充実感には、本当の危機感が伴う。肝を据えていなければ、このような活動はできない。
心から、敬意を表したい。