gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー

この拠り所のない不安な感じは何だろう?

キリスト教的世界、と中学生時代にドストエフスキーを読んだ柄谷行人が書いていたが、その世界はこのように不安げな世界なのだろうか。

コンテクストが読めない、信じられる登場人物がいない小説は、読み進めるのに苦痛を伴う。

しかし、それがリアリティで、本を読む意味なのだろう。