gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

緩やかな時が過ぎる

出産予定日を過ぎて、みんな君の誕生を少しそわそわしながら待っている。

私は、昼過ぎに妻に電話をかけて、「変わりはない?」「うん、いつもどおり」という会話が日課になっている。

妻は、親子バッグを革でつくりたいと、毎日デザインを練り、私が帰ると、デザインの相談を持ちかけてくる。

希望に満ちた、緩やかで、贅沢な時が過ぎていく。