gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

政治のボランティア化

名古屋市の河村市長が自らの報酬を800万円に減らして、政治はボランティアであるべきだ、と市会議員の報酬を1200万円くらいに半減することを提示している。政治は家業としてやるべきではない、と。

1200万円という金額は国民の平均年収よりも多い額である。選挙に620万円〜790万円(名古屋市議選法定費用)かかると考えて、これを任期の4年間で蓄えることができれば、家業としてやっていけることになる。(現実的ではないのかな?)

海外ではどこでも、政治家はボランティアでやっている、ということらしい。お金持ちになろうと思って政治家になるのはよくない、という話は分かるが、お金持ちでなければ政治家になれない、という構図はむしろ海外の方に根強いのではないか、とも推測される。

報酬を減らすこと自体は大賛成だが、選挙にかかる費用をさらに減らして、家業でもボランティアでも、正しい政治をやりたいと思う人は誰もが政治家になれる社会づくりがよいのではないかな。