効率を追求しない人として、思い浮かぶ一人は美容室リアルクローズのオーナーＹ氏である。常に実質を追求する彼を見ていて、面白いのは週休２日制を徹底していることである。
有り余るパワーを持続するために徹底して休むことが必要、と言ってしまえばそれまでだが、美容室立ち上げの重要な時期もそれを貫くのは並々ならぬ信念を必要とするはずだ。
リアルクローズ・オーナーのブログ http://hilo.blog.ocn.ne.jp
スタッフ００２が勤めていたアメリカの建築設計事務所の上司の一人は、朝早くから出社して、１８時に効率が必要な仕事を終わらせて、それからゆったり夜遅くまでデザインの仕事を、効率とは無縁の世界で楽しむ、というスタイルだったらしい。
一日の中で、時間を区切ってやるのはオトナである。学生はこのような能力に欠けているから、無駄が多い。だが、それゆえに私は学生のようなやり方に魅力を感じているようだ。
自分をコントロールする、ということから、自分をできるだけ解放してやりたい。つくりたくてたまらなくなったときに、とことんつくる。
理想はこれだ。
