gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

イメージすればその通りになる

自分はどれだけの現実をコントロールできるだろう?

自分の心身をコントロールすることの達人が、一流と呼ばれる人たちなのだろう。周囲の動きを見極め、予想し、それに対応して自分の動きを正確にコントロールする。これを野生のカンでやる人もいるし、緻密に考えてやる人もいる。前者は天才と呼ばれ、後者は秀才と呼ばれるだろう。

最近、他人にはこの世の中はどのように見えているのだろう?ということにとても興味がある。自分以外の誰かを知るためには、彼の行動を観察するより他にないが、彼の内側で現実がこのようなイメージに映っているから、このような行動に出るんだ、といことを自分なりに分析することが楽しい。

もちろん、それは多かれ少なかれ、誰もがやっていることだが、私がこだわるのは、可能な限り、具体的にイメージしてみることである。

自分には見えていないものが、他人には見えていることを発見することは多い。もちろん、その逆もある。できるだけたくさんのものが見えるほうがいい、というわけでもない。見る必要のないものだって、世の中にはたくさんあると思うし、人生はシンプルがいちばんだ。最終的には、見たいものを見る、にたどり着けばよい。

未来をしっかりとイメージしたいと思う。

坂本竜馬が、眠れないおりょうに、足先に気を集中すれば眠れる、とアドバイスした、と書いてあった。私も試してみたが、体の部位に気を集中すると、面白いように、そこがあったかくなってくる。そして、気を集中するという作業は、呼吸を整え、息を吐くときに熱がその部位へ向かって移動するイメージを持つことだと自然に学んだ。イメージすれば、体温だって調整できるのだ。

イメージの力は、現実を変える。そう信じて、イメージをつくる仕事をしている。