10世紀頃につくられたといわれる「いろは歌」は、「色は匂えど散りぬるを」で始まる。視覚と嗅覚が交換し合う、などの共感覚はこの国では遠い昔から一般的であって、詩的な趣きを醸し出していたのだろう。ぼくは古文に暗いが、いにしえの世界にぼくらと通じ…
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