私が柄谷行人を自分の中で特別な位置においたのは、「探究Ⅱ」を読んだときだった。彼は、ある人を見るときに、「特殊性−一般性」の回路に対して、「単独性−普遍性」という回路があると考えた。前者は、「日本人」「背が高い」「頭がよい」など言葉で説明でき…
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