陽向の発語には、表題の3つがあると、妻が説明してくれた。
外言語とは、普通に交わされている人と人とのコミュニケーション。
内言語とは、自分の中だけで考えた独り言。
チックは、考えることを介さない衝動的な発語。
これら3つを聴き分けて、それぞれに応じて、より考えが深まる方向へ導くように提案するのが、ぼくらの務めのようだ。
決して単に否定することなく、3つのうちどれであろうと可能な限り発語を促す。例えば、周囲に迷惑がかからない限り、など。
だんだんやるべきことが定まってきた。