gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

一喜一憂

いつの間にか陽向のことで一喜一憂するループからは脱している。

 

陽向がどんな状態にあっても、陽向の心根を信じることができている、ということだろうか。

 

やわらかい陽向でいられる時間は、確実に延びている。何よりも、表情が優しくなってきた。

 

彼の中にブレーキは確実に存在するし、それを踏むタイミングを調整できればよいだけだ。

 

日に日にひどくなるように見えることがあっても、もう慌てない。

 

むしろ、彼はその行為によって、他のより有害な行為に抑制をかけているのがわかるからだ。

 

彼は自らの意志で、その行為を選び取っている。それができるくらいに、体調は回復してきている。

 

君は大丈夫だ。

 

 

彼が上っている階段の障害になることのないよう、自分の立ち位置を確認しながら伴走する。