「自分を抑えてハラスメントを受ける場に身を置くくらいなら、自分を出して四面楚歌になった方がいい。」
安富歩さんがこんなことを語っていた。
ぼくは、自分が進むべき道が見えた途端に、周りにはそっぽを向かれるようになった。
理不尽を感じていたが、「それしかできないのだから、仕方がない」と思っていた。味方がいなかったわけではない。圧倒的少数の味方になってくれる人をありがたく感じた。
その後は、そんな人生を四半世紀以上続けてきた。
もちろん周囲の人も巻き込むわけだから、申し訳ない気持ちを抱えてきたし、さまざまな自問自答を繰り返すような日々だった。
今、わかった。社会を変える努力をしよう。