gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

吉良康矢展

昨日は南房総の吉良康矢展を見に行った。

 

イタリアのフレスコ画から彩色層のみを剥ぎ取って、他の支持体へ移し替えるストラッポ技法を使ってつくられた作品や金属凹版によるメゾチントなどの作品が展示されていた。

 

「千葉は広くて、世界は近い」というタイトルは、コロナによる世情の変化を思うと、とても興味をそそる。中でも5つの千葉県のカタチをした大陸が世界地図を構成する<千葉県の世界地図>は作者の思いを○○に伝えている。

 

この○○に入る言葉が浮かばない。これを見て以来、ずっと考えているのだが・・・どうしてもダメだ。きっとそこが吉良さんの唯一無二のところだ、と思い当たった。