毎日の生活の中で、どのくらい自分の本分にエネルギーをかけるか、はその人のみならず世界の問題であることはいうまでもない。
自分の本分に集中するために、それぞれの人はそれぞれの環境を構築するのだが、そのためにはときおり断捨離が必要になる。
今回、ぼくが捨てようと思っているのは、さまざまな店舗でもらうポイントカードだ。
コンビニで支払っているうちに知らない間に1000円分くらい溜まっているけれど、それはその前に払っている金額に含まれている分に違いなく、新たに価値が生み出されるわけではない。
そのカードを持っているからこのコンビニに行く、など、知らず知らずのうちに動機をつくり出しているが、実質の効用はないに等しい。
財布は膨らむし、レジの会計時間も数秒長くなるのも気にはなるが、それよりも、カードの提示を習慣にしてしまったがために、持ち歩いていないときに何か足りない感じがしてしまうことから逃れたい。
自分が本分に集中するのを暗黙裡に邪魔するものから、どんどん自由になっていく。
