gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 花とアリス

2004年。岩井俊二監督。

 

女子中学生から女子高校生へ。恋心は本人以外だれにも理解できない。

 

その無方向性ゆえに、恐るべきパワーを発揮する。

 

この監督は、その年頃の美しさを掬い取るのがうまいのだろう。

 

掬い取られた水がきらきらと輝く一瞬を見た想いで、清々しさが残る。

 

いい時間だった。