元来、日本独自の文化は、
氷河期から温暖な気候への変化とともに現れた、
豊かな森林での生活に始まっている
縄文時代と呼ばれる、
10000年以上に亘る森林中心の生活の後、
水耕栽培の始まりで平野中心に住むようになってから、
まだ3000年・・・
森林での生活は、多種多様な外なる生命との共存であり、
外なる生命の力は脅威であるとともに、
物質的恵みであり、知の根源である
一方で、
外なる生命との共存のために、
私たちは世界的に比類ない技術を発展させてきた
なかでも、
森林の生活がもたらした鋭い観察力を起源に持つ、
微妙な違いも見落とさないきめ細やかな視点は、
他国の文化の追随を許さない