gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

美しい音楽

映画のエンディングに美しいソプラノの声が流れる。

このような音楽に値するような「今」の時間はあるのだろうか、とふと自分の生活に目をやる。

その映画が救いようのない悲惨を描いたとしても、その背後にある心の美しさの深さにより、音楽の美しさはピタリとはまる。

ぼくらの生活が「今」である限りは、美しい音楽はなかなかはまらない。

けれど、それが過去の思い出となったとき、美しい音楽に匹敵する価値を持つ何かになることがあるだろう。

ちっぽけなぼくの人生にも、美しく思い出されることは少なくないのだから。

ならば、未来はどうだろう?


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