2017-02-09 密雲 プロジェクト 2017.2 森敦の本には、普段の生活ではあまり目にしない文字が散りばめられている。例えば、「光の立つ密雲」という言葉の並びに、漢字と平仮名が混じる美しさを感じてしまう。森敦の旅のような人生の中で出会った風景を、書かれた本を通して追体験しているのかもしれない。海辺に立ち、沖を見る。なにかがぼくの人生を動かしているかのように感じる、瞬間の風景は、謎に満ちていて、密雲の中を覗くような心境だ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← コラボで実験しながらつくるオリジナル素材による店舗デザイン:マテリアルス実験工場