2004年。深田恭子主演。
この映画よりも前に、深夜のラジオで深田恭子の番組を聴くのが当時のスタッフとの間でブームになっていたことがある。いつもそれを聴きながら大笑いした。とても不思議な天然の雰囲気を醸し出していたのが懐かしい。
そのキャラクターそのままに演じたような映画だった。ということは、この娘は演じているのか、そのままなのか、ぼくには判断できない、ということだ。天才なのかもしれない。
深田恭子があまりにリアルなので、映画にはまりこんでしまった。
茨城県下妻市。畑の風景がどこまでも広がる地方都市に暮らしながら、ロココ文化の中に生きる自分を夢見る少女。ロリータファッションに身を包み、友達も求めず、堂々とひとりで生きている。
深田恭子、かっこいい・・・と思ったのは、私だけではないはずだ。