2014-06-06 映画 さあ帰ろう、ペダルをこいで 映画 2014.6 2008年。ブルガリア。祖国を失う、ということは、記憶を失うに等しい、という着想から、この映画はつくられたのだろう。だから、失った記憶を取り戻すために、祖国へ帰る旅へ出るのだ。前田有一という人がこの映画について書いていたのを読んだが、確かに日本人には、祖国を失う、という感覚が分からない人が多いだろう。国とは何か、という問いも日本人から発せられることは少ないだろう。そして、そんなぼくたちが、世界の中で圧倒的に少数派であることを認識することは現在、とても重要なことなのかもしれない。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス← 未来の町並みをつくるファサードデザイン:GFファサード&サイン