gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

高尾山のリフト

高尾山の標高を甘く見ていた。

午後になって、自宅の周りは暖かかったので、家族3人薄着で出かけたら、電車が高尾山に近づくにつれ、外は雪景色に変わった。

ケーブルカーがあるからいいや、と思っていたら、運休中。歩いて登るには時間が遅いので、残った手段はリフトのみだった。

陽向と二人で二人用リフトに乗った。陽向は乗る前は怖がっていたが、乗ってしまえば覚悟がついたのか、平気な顔をしている。我が子ながら頼もしく思ったが、実は自分の方が肝を冷やしていた。

鉄パイプでできているリフトは、握る場所も鉄でできているため、こんな日は手袋を装着していないと冷たくて触れない。陽向の体を支えながら、どこも握れないままに、リフトはどんどん登っていく。

これで陽向が怖がって暴れたりしたら・・・と思うとゾッとした。いつもの通り、顔は至って冷静を装っていたけれど。

こういうワイルドなものに久しぶりに出会った。時には、肝を冷やす経験はあったほうがいい。

もちろん、服装を間違えたことは反省している。


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