ぼくは目の前にいる人と、同じ方向を向きたい、という気持ちが強い。
互いに向き合う、ということは苦手だ。何を話したらよいか、わからなくなる。
人に興味がない、ということではない。人自身というより、人が向いている方向に興味があるのだ。
結局のところ、それは個人主義と呼ばれるものかもしれない。互いに拘束されるような共同体をつくりたくないのだ。自由でいたい。
ぼくは、それでいい、と思っていたけれど、今世の中を変えていこうとしている人たちは、人と向き合うことが苦手ではない人たちであるような気がしている。
人と向き合いながら、相手に拘束されることもなく、自由であるように見える。
その秘密はどこにあるんだろう?