2013-10-08 押し花 雑記 2013.10 旅先で路傍の花を摘み、読みかけの本に挟んで、しばらく経ってから家族への手紙に入れて送る。以前は、そんな美しい習慣が生きていた頃があっただろう。押し花に込められた想いのやさしさに、ふと触れることがある。古い本を開いたときだ。ぼくは目をつむり、遠い過去に遡って、その人が花を摘む様子を想像する。心にひとすじの風が吹くのはそんなときだ。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス