新しい会社紹介ビデオの編集作業をアルバイトのＭ君とともに行った。
別々に撮った３人のインタビュー３０分を４分以内にまとめる目的だったが、編集作業とは、ほとんど作文作業に等しく、別々の発言を切り取って途中でつなげる、という荒技の連続だった。
３時間もその作業を続けると頭がぼうっとしてくる。
切り取る部分を間違えると、インタビュー全体の意味が大きくずれたりする。場合によっては、逆の意味に聞こえることだってありうる。
テレビや映画の報道番組やドキュメンタリー番組の編集は、こういうリスクを常に抱えているのだなあ、と実感した。
「本当に人に興味を持ったら、その人本人から話を聞かないと信用できない」と言ったお坊さんの言葉を思い出した。
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