コーヒー豆といえば、一般的にはアラビカ種が出回っているが、以前マレーシアを旅したときはロブスター種という豆を使ったどろどろしたコーヒーばかりだった。
実はぼくはこのコーヒーが大好きで、当時京都へ帰ってきてから同じ豆を見つけたときは大喜びだった。
深煎りした豆を細かく惹いて、少しどろどろした苦いコーヒーを入れていた。
練乳を混ぜるとマレーシアで飲んだものと同じ味になるが、あえてストレートで飲む。
これに比べると、アラビカ種はどれもずいぶん上品な味だが、粗々しいが強さを感じさせるロブスター種の「存在感」がぼくの好みなのだろう。