gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

一歩を刻む

ここ数カ月、10キロ以上を週2回走っている。

走ることの面白さは、走っているうちに心と体のバランスがシフトすることだろう。

3キロくらいまでは、体が重く、一歩一歩を刻まされている感じで、自分の意思で体の動きをコントロールできる幅がない。

だが、3キロを過ぎ、呼吸と体の動きが安定してくると様子が変ってくる。一歩一歩を自分で刻んでいる、という実感が出てくるのだ。

一歩一歩に体重が乗り、腕を振り子にして推進力となって、ずんずんと進み始める。これが、一歩を刻む、という感覚だと知る。

スピードをコントロールできる幅も大きくなり、走ることが俄然楽しくなる。遠回りしてみたり、階段を昇ってみたり、などが苦にならなくなる。

3キロを我慢しないと楽しみを得られない、というところも、自分のメンタルによく合っている。

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