gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

悪の大魔王

6〜7年前、当時のスタッフたちの間で私のことを陰で「悪の大魔王」と呼んでいたそうだ。いつも静かに笑みをたたえている裏では、何を考えているか分からない、ということだったらしい。

悪いことを考えているかどうかは別として、何を考えているかなんて、分かられてはたまらない。アウシュビッツユダヤ人だって、何を考えているか、という自由だけは最後まで奪われることはなかった。(最近の技術では、頭でイメージしていることを可視化できる、というものが開発されたらしい。これほど恐ろしものはない。)

しかし、人間はこの人が何を考えているか、を知りたいときがある。知らなくてはならない、と思うことがある。それは、一緒に行動を共にする相手を信頼してよいかどうか、迷いが生じたときである。

迷いは感情に作用する。感情的な相手に対し、掛ける言葉はない。冷静な頭になって、ゆっくりと話し合うこと。

結局、何を考えているか、よりも、その姿勢が欲しかった、ということがほとんどだったりする。

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