gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

柔道の眼

柔道をやめてから30年近くになる。だが、最近気づいたことだが、私は無意識の内に目の前にいる人を観察しては、柔道をやったら勝てるだろうか?と想像することを繰り返していることに気づいた。

そういえば、柔道をやっている頃は、試合前に相手を観察するだけで、かなり正確に力量を想像することができた。そして、勝てると思ったら、かなり高い確率で勝てた記憶がある。

同じように相手も自分を観察していただろう。不思議なことに、自分はどのように映っていたのか、を意識した記憶はない。

当時、それを正確に把握できていたら、もっと強かったかもしれない、と思う。

そして、それを今少しできるようになったとすれば、私は本質的には柔道をずっと続けてきたのかもしれない。

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