今年も花粉症の時期がやってきた。わが家では、妻が格闘中である。
子供のころには、花粉症という名前はほとんど聞かなかったと思う。花粉は昔から飛んでいただろうに、なぜだろう?
あるHPによると、日本で最初に確認された花粉症は、戦後1961年にアメリカ進駐軍が持ち込んだといわれているブタクサによるもので、その頃は花粉症といえば典型的な秋の症状だったそうだ。なお、ブタクサは、マッカーサーの置き土産と呼ばれているらしい。
1980年代に主流となったスギ花粉症は、戦争で焼け落ちた山々に植えられた大量の杉が数十年という時を経て大量の花粉を飛散するようになったことが原因で、日本特有なものだそうだ。むろん、春の症状である。
春といえば、みんなが待ち望む季節がやってきた、とするのが、一般的だったが、スタッフ007は花粉症のために「春が来るのはうれしくない」という。
ここ数十年で、春は一気にイメージダウンしてしまったようだ。