昨夜、東工大 Creative Cafeでお話をさせていただいた。
(お忙しい中、わざわざ来ていただいたたくさんの方々、関係者の方々、心からありがとうございました。)
グリッドフレームは、即興演奏のように空間をつくっていくことを大切にしているが、私自身は、即興で対話をすることが苦手かもしれない。司会の津田さんのナイスフォローにも関わらず、モノローグになってしまって、伝わりにくかったり、分かりにくかったりした部分があったのでは、と反省している。
しかし、そこで伝えたいことはシンプルなことだった。
意図からはみ出した結果(あるいは反対概念)を必然として受け入れることで、人は1対1のかけがえのない関係と失われた死との関係を回復できる。
そして、死との関係を回復することは、「つくる」という「生」に向かう行為に活力を与えることにつながっていく。
かくて、つくることが好きな人間たちにとって、それを生業にできる社会への道が開けてくる。
グリッドフレームは、その道を先導していきたい。
(昨日お会いした古市さんのお話を参考にさせていただきました。ありがとうございます。)