gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

survivalとliveの関係について

学生時代、発展途上国を旅しながら、survivalとliveの関係について考えさせられた。

それまで、survival(生き残る)という段階を越えて初めて人はlive(生きる)が可能になる、と私は教わってきたような気がしていた。私たちは、もちろんliveを求めている。

だが、貧しい国々を訪れると、survivalしつつ、liveしている、としか思えない人々にたくさん出くわすことになる。貧困が飢餓状態に達すると話は全然違ってくるが、そうでない限り、survivalとliveは、ある程度比例関係にあるようにすら見えた。

そう、豊かな国、日本に住む人々よりも、強くliveを感じることがあるのだ。

日本で身につけた常識がまずひとつ覆された。