http://www.youtube.com/watch?v=ETclb-1_wJk&feature=related
10年ぶりくらいにあがた森魚を聴いてみた。
80年代、大学の頃に通っていたバーでよくかかっていたアルバム『噫無情』が心のどこかに残っていて、社会人になってからアルバムを集めてみた。
高畠華宵の挿画を連想させる乙女。他のどこにもない、日本の「上品」がその世界にはある。
うまいとは言いがたい歌の、見かけのこわれやすさの向こうに、揺るぎないものが垣間見える。
そんな個性的な曲たちは、聴き続けるのはきついけれど、たまに「鑑賞」したくなる。
そんなアーティストだ。