gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

色と自然について

池袋のサンシャイン水族館を訪れた。

LEDを仕込んだように七色に光るカブトクラゲを見ながら、日頃からの自然色に対するイメージがぐらつき始めていたら、最後に完全に自然色とはどんな色なのか、わからなくなってしまった。

最後に見た南米のカエルたちは、アマガエルを塗装屋さんに手渡して、「カラフルに塗ってみてください」と注文したら、こうなるに違いない、という自然という概念からはありえない色をしていた。エナメルの靴みたいなカエルもいた。

いやあ、世界は広い。いつも見る自然にあんな色があったとしたら、「ナチュラルな感じの内装」といいながら、ど派手な色使いの空間ができたりするのだろう。

自然の中にない色はないんだねえ。改めて、そう思った。