ヤモリは今夜も月を見ているのだろう ピクリともせず、窓にはりついて 月を背景にそのシルエットを浮かび上がらせている すっかり月を見なくなった人間の代わりに 家の守り神となって、 きっとヤモリという名前を与えられたのだ 月の光を一身に浴びて 得られ…
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