gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

ティモシェンコ

このプロジェクトでは、久しぶりに基本的なトラス構造をつくった。

 

構造力学の基礎を築いて、20世紀初頭に教科書をつくったティモシェンコ

 

ぼくもその教科書で構造力学を学んだ。

 

つくり手のアトリエ空間として、つくっては塗りつぶしていく壁。

 

ティモシェンコの教科書を一枚一枚バラバラにして、壁に貼り付ける。

 

そして、それに新たなレイヤーを覆いかぶせていく。

 

壁への最初の行為は、どんどん遠くへ退いていく。

 

ほんの5日前の行為が、ずいぶん前のことに感じられる。