中学生まで音楽は2歳上の姉貴から入ってきた。
富田勲の「惑星」も、中3のとき、姉貴が買ったレコードを聴いたのが初めてだった。
久しぶりにyoutubeで聴いてみたら、懐かしい。その頃のぼくにとっては、全く新しい音楽だった。
どうして今これを聴くことになったかというと、「惑星」というコンセプトで空間をつくるとしたら、どんな空間になるだろう、という考えがふと脳裏を横切って、検索しているうちにたどり着いた、というわけだ。
「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」の時代だから、惑星のイメージも自然とそこにつながっているような気がする。
わかりやすい時代だなあ、と思う。
けれど、逆に言えば、今、「惑星」というコンセプトで考えた方がずっと自由だ。
ぼくらはものを考えるためには、よい時代に生きているようだ。