2013-08-01 「汚しうる美」への誤解 2 ぼくはいわゆる「汚れフェチ」ではない。汚れたものが好きなわけではないし、いわゆるきれいなものが嫌いなわけでもない。それは今までグリッドフレームがつくってきた空間でもご理解いただけるはずだ。ほとんどの汚れたものには美を見いだせないし、それは、ほとんどの汚れていないものに美を見いだせないのと同じくらいの確率だ。いずれにせよ、美を発見することは稀少な体験なのだ。だから、価値がある。 ← 創造性の連鎖でつくる店舗デザイン:グリッドフレーム ← 五感に働きかける店舗内装デザイン:マテリアルス