gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

あじさい

一輪の紫陽花が小さく切り分けられて、それぞれの料理の皿に添えられている。

切り花と料理には似たところがあって、どちらも自然の恵みをぼくに分け与えてくれることへの感謝のこころを喚起してくれる。

紫陽花といえば、こんもりとしたかたちがイメージされるが、それがさらに切り分けられることで、また別の花のように見える。

ぼくはそれだけで、その店に入ったことを幸せに思う。

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