gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

映画 剣岳 点の記

2009年。木村大作監督。

明治時代末期、剣岳登頂に挑む日本陸軍陸地測量部(現在の国土地理院)の物語。

日本を代表するカメラマンが監督の作品だけあって、山の風景はとても美しい。

だが、映画全体でこのシンプルなストーリーに対して、台詞が多すぎる。

ほとんど台詞を入れなければ、もっと引き締まった映画になっただろう。

この映画は台詞によって泣かせたら負けの映画だ。絵で泣かせねばならない。

手旗信号を読み上げるシーンなど、アイディアの時点で負けている。

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