2013-06-15 映画 剣岳 点の記 映画 2013.6 2009年。木村大作監督。明治時代末期、剣岳登頂に挑む日本陸軍陸地測量部(現在の国土地理院)の物語。日本を代表するカメラマンが監督の作品だけあって、山の風景はとても美しい。だが、映画全体でこのシンプルなストーリーに対して、台詞が多すぎる。ほとんど台詞を入れなければ、もっと引き締まった映画になっただろう。この映画は台詞によって泣かせたら負けの映画だ。絵で泣かせねばならない。手旗信号を読み上げるシーンなど、アイディアの時点で負けている。 ← グリッドフレームのHPはこちらです