http://www.youtube.com/watch?v=Ri6bd4G-Aig
夜FMから流れるこの曲を聴いて、中年のスーツで身を固めた紳士が、背筋をまっすぐ伸ばしてピアノの弾き語りをする姿を思い浮かべた。あるいはひげ面かもしれない、とも思った。
歌う人間の人生を感じた。
早速youtubeで探したら、驚いた。22歳のいかにも繊細そうな実にハンサムな青年だった。
I could drink a case of you darling
I would still be on my feet
I would still be on my feet
Joni Mitchellのカバー曲だが、「まだ立ってられるよ」という最後の言葉の繰り返しが、たぶんこの人の声だからこそ耳に残る。
この世には「まだ立ってられるよ」とひとりつぶやきながら、生きている人がどれだけいるだろう?
そんな人たちに聴いてほしい曲だ。