gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

異国の言語のアジテーション

夕方、拡声器の付いた車がアジりながら、青山通りを通り過ぎて行った。

口調で、アジっていることは分かるが、聴きなれない響きの言葉だ。アフリカのどこかの部族の言語ではないか、と思われる音が、大音量で目の前を通り過ぎていくさまは、シュールだった。

「何が起こるんだろう?」日頃、ちょっとやそっとではうろたえない私が、一瞬とても不安になった。なにかの一大事を暗号が分かる人だけに伝えるアジテーションを想像した。暗号が分からない人間はただ取り残される。何を言っているのかが、無性に気になる。

例えば、ニューヨークの街中で、日本語でアジったら、ニューヨーク市民はパニックになるのではないか。

いやあ、異国の言語のアジテーションの力は絶大であることを今日初めて知った。

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