私たちの生きる地上は等しく空へ向かって開いている。そして、私たちの生きる時間は等しく未来へ向かって開いている。つまり、どちらも片側が開いている。
http://d.hatena.ne.jp/yogosiurubi/20110701
片側が開いている、ということが「生きる」ということだ、と思っている。空が閉ざされていたら生きることはつまらないし、未来が分かるなら生きる必要はない。
だから、生きている空間をつくるためには、「片側が開いていること」が重要だと思っている。それは、だれにでも感知できる心地よさであると同時に不安を呼び起こすものでもある。
そうでありながら、「守られている」という感覚が不安を上回らなければならない。その感覚は創造性が発する高いエネルギーから来るだろう。
一見どのように静かに見えても、創造的な空間には高いエネルギーが潜んでいる。