gridframe001の日記

とりかえのきかない世界を生きるために

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

帰京

昨夜は、21時に大阪を出て、滋賀県草津のSAで疲れ切って就寝。朝6時頃からひたすら高速を飛ばし、12時に帰京。まずは家に戻り、軽い食事をし、荷物を置く。その後、工場へバネットを置きに。 陽向も最後まで付き合ってくれた。トレーラーを付けたり、外した…

ココルーム

直方を朝6時に出発し、大阪のココルームをめざす。8時間後の14時過ぎには到着したが、その後車を止める場所を探して、結局、約束の16時頃にココルームへ。 たくさんの人が出入りする場所だ。近所の人。元労働者のおじさん。手伝いに来た人。以前、手伝ってい…

抱樸

最初に抱樸を知ったのは、平塚の障碍福祉施設STUDIO COOCAの関根さんを訪ねたときにいただいた「コトノネ」という雑誌に掲載された奥田牧師のインタビューを読んだときだ。 「大阪の釜ヶ崎の路上で、誰にも看取られずに死んでいくホームレス。この世に神はい…

直方へ

直方の姉の家に着いたのは14時頃。熊本から母が来てくれていた。 明日の抱樸さんへのプレゼンで、ぼくは少し緊張している。 少し休んでから、義兄のお母さん・方子さんの家へご挨拶。いつもお元気でいらっしゃる。 その後、陽向はランニングへ。ぼくは明日の…

クリエイティブサポート・レッツ

浜松市の都心部にあるNPO法人レッツを訪ねた。 知的障害のある人が都会に普通に融け込める社会をつくるために、都心部の解放的な場所で活動をされている。 だれもが入っていける場所。カオスな室内。3階ではだれもが宿泊できる部屋も用意されている。 飛び交…

旅支度

明日からSOTOCHIKUの寄付先としてお世話になっている3つのNPO法人を訪ねる旅に出る。 SOTOCHIKUトレーラーを引いて2000キロの旅をすることで、周囲の反応を知ることもできる。 能登で採取した輪島塗の漆器をグリッドフレームに浮かせる。漆器は直射日光を受…

小笠原先生へ

作品に対してのご連絡、ありがとうございます ここまで言っていただけること、感謝の気持ちでいっぱいです そのうえで、私が考えていることをお伝えしたいと思います つくり手として、地震の現場へ赴き、乱れた状況で壊れたものに向き合うとき、モノに語りか…

玉虫/陽向のトレーラー脱着/タイヤ交換/ホタル

午前中、トレーラーのセッティング作業をしていると玉虫が飛んできた。 ぼくに寄ってくる。長い間、ぼくの作業につき合ってくれる。 家族3人で午後は鋸南のパクチー銀行へ。 まずは、25日からの陽向との九州行きのために、陽向のトレーラーの脱着練習。 取付…

今井陽子さんの展示

14日にオコちゃんの展示を見に銀座へ伺った。 つくる。 部分が集まって、全体ができる。そして、その全体もやはり部分である。 全体を捉えることなどできない。それは、無際限に広がる宇宙であり、たどりつけない。 だから、部分に集中する。そして、それぞ…

想定外、一対一、自分を変える

なぜ想定外に向き合うことが大事なのか? 想定外な対象は、一対一の関係性を強いるからだ。 一対一の関係性は、エネルギーの交信である。 相手のエネルギーの大小のみならず、波長や振幅の乱れを受けて、自分が対応しているうちに、相手も自分も浄化されてい…

SOTOCHIKUトレーラー

SOTOCHIKUを始めてから、東京を出る機会が増えた。 空のワゴン車で出発し、SOTOCHIKU素材を載せて帰ってくる。もしくは、東京でつくったものを載せて出発し、空で帰ってくる。 移動の時間は1年間でゆうに200時間を超えた。さらに、移動先で、SOTOCHIKUという…

SOTOCHIKU空間 3つの想定外

SOTOCHIKU空間には、三つの想定外がある。 一つ目は、「想定外の素材」である。そのままでは廃棄処分となってしまう、建材になるとは誰も思わなかった<SOTOCHIKU素材>を使う想定外である。 何に出会うか、を事前に知ることはできない。 二つ目は、「想定外…

想定外を構築する 2

だが、それで満足していたわけではない。ぼくらには創業当時からある一つの願いがあった。ぼくらは日常の中で道を歩く途中、さまざまな古い壁や塀にさまざまな時間の記憶を発見しては、それらを空間づくりの素材として使用することを夢見ていたのだ。 そのよ…

想定外を構築する 1

人間が人間でいるために、<想定外>を空間の中に取り入れることをめざしてきたGRIDFRAMEが、創業から20年後にたどり着いた手法をSOTOCHIKU(ソトチク)という。 この30年間程で建材のカタログ化が急速に進み、巷のほぼ全ての空間づくりの材料はカタログから購…

ぼくが生きることの根源

人は誰でも生を受けた瞬間から、体一つになっても常に余りある永遠を手にしている。だから、さらなる永遠を手にするために大きな機械の歯車になることを強制される必要などない。 そのことを実感するには、それぞれの人が自分にとっての「時間」を見つめる機…

つくり手が向き合うか、訪れる人が向き合うか

空間をつくる者としては、被災した壊れたモノを表現するときに、下記の二つのゴールが設定されうると思い、しばらく考え込んでいる 1.つくり手が壊れたモノ一つ一つに向かい合い、それぞれにとってあるべき姿を見い出し、魂の浄化された静謐な空間をめざす…

WARRIORSの改装提案

入口と奥を変えるだけで、お店の印象が大きく変わる。

AIマリー

CHAT GPTでドゥルーズのキーワードについて訊いてみら、マリーさんが答え始めた。 Q. 戦争機械について教えて A. ドゥルーズたちの「戦争機械」は、いわゆるミサイルとか軍事兵器の話じゃないのよ! むしろ── 国家の外部にある“生きる力”や“動く力”そのもの…

ヤマアジサイ

家の前の通路に、10種類以上のアジサイが植えてある。 とりわけ心を惹かれたアジサイをグーグルレンズで調べてみると、ヤマアジサイとのこと。 名前とは裏腹に、都会的な空気が漂っている。

炭火ホルモンえいた

炭火ホルモンえいたを訪ねる ご主人を前にして、よい感じの緊張感が漂う 澄み切った店内の空気 外とのつながり 片方に開く空間

情熱の行き場

いろんな人の情熱。

人知れず消えていく

誰も知らないところで、育つ。

八広kojima for beauty

12年間の記憶。問いかける迫力。

残渣

残りかす。 農業の収穫の跡の茎や葉や根が散らかるさま。 これを家畜が食べて、土地を潤す。 生きていく循環を下支えする過程の美しさ。

八広の非鉄金属屋

印刷工場からの活字ブロック。

東墨田の壁

遡行する距離だけ、未来へ。 あらゆる人が持って生まれた、「体一つになっても常に余りある生きる力」を取り戻す空間をつくる。

下北沢の古いビル 2

時間の蓄積。

下北沢の古いビル

下北沢がどんどん新しくなる中で、逆に目立ってきているのが、一昔前は普通だった古いビルだ。 このビルはその代表格だろう。このビルを背景として写真を撮る人も多い。 このビルもとうとう壊されることになった。 このビルから移転するお店の仕事を請け負う…

6月は転換の月になるか?

SOTOCHIKUをはじめとして、愉しみなことがたくさん広がってきているのと同時に、時代が厳しさを増してきているのをひしひしと感じている。 昨日は「人類はどう生き延びていくか?」というテーマの対談だったが、まさにどう生き延びていくかを考えなければな…