高校生の頃、家に犬がいた。白い雑種で、名前をレオといった。レオはさびしがり屋の気持ちの優しい犬で、すずめが舞い降りてくると餌を食べるのをやめ、すずめたちに譲った。犬小屋に寝そべって、すずめたちが餌をついばんでいる様子を目を細めて見ていた。…
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